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独学でWebデザインを勉強するなら何から始める?習得ロードマップを6STEPで解説

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「Webデザインを独学で始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない……」

最初につまづくのは、こういった最初の一歩目のふみ出し方ではないでしょうか。

「どのツールを使えばいい?」「どの教材が正しいの?」と迷い続けて、結局何も始められなくては、意味がありません。

この記事では、Webデザインを独学でゼロから学ぶための手順を、具体的なロードマップとともに解説します。必要な環境・おすすめ教材・挫折しないコツまでまとめているので、今日から学び出せる状態になれます。

独学が向いているか・スクールを検討すべきかの判断基準もお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

Webデザインは独学でも学べるのか

Webデザインは独学でも学べるのか

Webデザインは独学で習得できます。

ただし「習得できる」と「仕事として稼げる」は、別の話です。この違いを最初に理解しておくことが大切です。

Webデザインのスキルには次のような段階があります。

レベルできること目安の学習期間
入門ツールでバナーや画像を作れる1〜2か月
基礎LP(1ページのサイト)をデザイン・コーディングできる3〜5か月
実務クライアントから案件を受注して納品できる6か月〜

当記事でいう「習得」とは、上記の実務レベルを指しています。つまり「副業や転職で実際にお金をもらえる状態」です。

バナーが作れる入門レベルで止まってしまうと、収入には結びつきにくいため、ゴールを実務レベルに設定して学習を進めることをおすすめします。

そしてこの実務レベルは、独学で到達することが可能です。

ただし、「自分の作品が仕事で通用するかどうか」の判断は、第三者のフィードバックなしには困難といえます。

自分では完璧なデザインだと思っていても、クライアントの要望に応えられていなかったり、そもそも習得した基礎レベルが低かったりするからです。

独学で実務レベルに達するには、SNSや勉強会などを通じてフィードバックをもらう機会を自分で作る工夫が必要になります。

Webデザインが独学に向いている人の特徴

Webデザインが独学に向いている人の特徴

独学は「自由に学べる」反面、「自分で動き続けられる人」でないと途中で止まりやすいのが事実です。

以下の4つの特徴に、自分がどのくらい当てはまるかを確認してみてください。

独学に向いている人の特徴
  • 目標や目的がはっきりしている
  • 自分でスケジュールを管理できる
  • わからないことを自分で調べられる
  • 完璧を求めすぎず、まずやってみられる

全部当てはまる必要はありませんが、2〜3個当てはまるなら独学から始めても十分に続けられます。

①目標や目的がはっきりしている

「副業で月5万円稼ぎたい」「育休中にスキルをつけたい」など、具体的なゴールがある人は独学に向いています。

目的が明確だと、必要な学習内容が絞れるからです。

「片っ端から学ばなければ……」という焦りが生まれにくく、進捗を自分で判断しやすくなります。

一方で、「なんとなくデザインをしてみたくて」といった抽象的なゴールでは、何からどこまで勉強すればよいかわからず、道半ばで挫折してしまう可能性が高まります。

②自分でスケジュールを管理できる

誰かに言われなくても学習時間を確保できる人は、独学との相性が良いです。

スクールでは授業日程がある程度決まっていますが、独学にはその縛りがありません。自由な反面、自分でスケジュールを組まないと学習が止まってしまいます。

200万ダウンロードされている国内No.1の習慣化アプリを作った戸田大輔さんの著書『継続する技術』によると、1日勉強をサボると69.1%、2日連続でサボると83.8%の人が挫折してしまうそうです。

案件獲得できるまで学習を続けたいなら、「毎朝15分だけ」と決めておき、継続率を維持するようにしましょう。

③わからないことを自分で調べられる

検索して情報を集め、試して確かめる習慣がある人は、独学で前に進みやすいです。

Webデザインの学習では「なぜこのコードが動かないのか」「このデザインはなぜ見づらいのか」を自分で分析する場面が頻繁に出てきます。

その都度、自分で解決策を探せる人は成長のスピードが速いです。

最近だと、ChatGPTなどのAIにアドバイスを求めるのも有効な手段の一つといえます。

④完璧を求めすぎず、まずやってみられる

「完全に理解してから次に進む」ではなく、「とりあえず作ってみる」ができる人は独学向きです。

Webデザインは、頭で理解するより手を動かした回数のほうが上達に直結するからです。

多少わからなくても手を動かし続けられる人は、気づいたら着実にスキルが積み上がっているでしょう。

Webデザインを独学で始める前にやること

デザインツールを開く前に、3つのことを整理しておきます。「とりあえず始めよう」と動き出すより、事前に決めておくほうが、学習の方向性がブレにくくなります。

なんのために学ぶのかを明確にする

「副業収入を得たい」「在宅ワークに転職したい」「フリーランスになりたい」など、目的によって、優先して学ぶスキルが変わります。

目的優先して学ぶスキル
バナー・SNS画像を副業で受注したいデザイン基礎
Webサイトをまるごと制作して納品したいデザイン基礎・HTML/CSS
Web制作会社に転職したいデザイン基礎・HTML/CSS・JavaScript基礎

目的を先に決めることで、「何を学ぶか」が絞れます。

何でも学ぼうとすると、どれも中途半端になりやすいです。そのため、まずは一つのゴールに集中するようにしましょう。

1日の学習時間と学習期間の目安を決める

「いつまでに、どのくらい学ぶか」を数字で決めておきましょう。

Webデザインの習得に必要な総学習時間は、一般的に200〜500時間が目安とされています。

仕事をしながら1日2時間確保できれば、3〜8か月ほどで実案件への応募ラインに近づけます。

まずは「6か月後に初案件を受注する」などゴールを決めて、1日の学習時間に落とし込んでみてください。

学習方法を決める

独学の学習方法は大きく3つあります。

① 書籍で体系的に学ぶ

基礎知識の全体像を把握するのに向いています。最初の1〜2か月の土台作りに活用しましょう。

② 動画・オンラインサービスで学ぶ

Progate・ドットインストールなど、無料で始められるサービスが充実しています。視覚的に学べるので、コーディング初心者に特に向いています。

③ 手を動かして制作する

どんな教材よりも、実際に作ることが一番の学びになります。模写から始めて、オリジナル作品へと移行していきます。

3つを組み合わせながら進めるのが、最も効率的な独学スタイルといえるでしょう。

Webデザイン独学に必要なもの・準備するもの

Webデザイン独学に必要なもの・準備するもの

学習を始めるために最低限用意するものがあります。いずれも最初から高いものを揃える必要はありません。

無料で使えるツールが多いので、まずはコストをかけずにスタートしましょう。

パソコンのスペックと選び方

Webデザインの学習には、ある程度のパソコン性能が必要です。理由は、デザインツールや複数のアプリを同時に立ち上げながら作業するためです。スペックが低いパソコンでは、動作が重くなったり、ソフトが落ちたりして学習の妨げになります。

以下のスペックを満たしているかどうかを確認してみてください。

項目推奨スペック理由
メモリ16GB以上デザインツール・ブラウザ・エディタを同時起動するため
CPUCore i5以上
(またはApple M1以上)
画像処理や書き出しに時間がかかりすぎないため
ストレージSSD 512GB以上ソフトの起動・ファイルの読み書きを速くするため
OSMacOS / Windows どちらでも可主要ツールはどちらにも対応しているため

よく聞かれる質問に、「MacとWindowsどちらがいいか」があります。

結論はどちらでも構いません。現役デザイナーにMac使用者が多いのは事実ですが、Windowsでも同じクオリティの作業ができます。

今持っているパソコンのスペックが上記を満たしていれば、新しく買う必要はありません。

デザインツール

デザインツールとは、Webサイトやバナーのビジュアルを設計するためのソフトウェアです。紙に下書きするような感覚で、画面のレイアウト・色・フォントを決める作業に使います。

まずはFigma(フィグマ)から始めることをおすすめします。

Figmaとは

Figmaは、ブラウザ上で動くクラウドベースのデザインツールです。

インストール不要でブラウザから使えて、MacでもWindowsでも動作します。無料プランでも個人利用に十分な機能があり、現在WebデザインやUI設計の現場で最もよく使われています。

>Figma公式サイトはこちら

Adobe PhotoshopやIllustratorも現場で使われるツールですが、いずれも月額費用が発生します。

Photoshopデータで納品を求められる案件もありますが、最初は「デザインを作る感覚」を養うならFigmaだけで十分なので、コストをかけずにスタートできます。

テキストエディタ

テキストエディタとは、HTML・CSSなどのコードを書くためのソフトウェアです。Wordやメモアプリではなくコーディングのためのアプリだと理解しておいてください。

ソフトウェアはVisual Studio Code(VS Code)がおすすめです。

VS Codeとは

VS Code(ビジュアルスタジオコード)は、Microsoftが開発した無料のテキストエディタです。コードに色をつけて見やすく表示する機能や、入力補完機能が標準で備わっています。

>VS Code公式サイトはこちら

VS CodeはWebデザイン・Web開発の現場で最もよく使われているエディタであるため、学習中に困ったときの解説記事や動画が豊富に見つかります。

ポートフォリオ紹介用Webサイト

ポートフォリオとは、自分の制作物をまとめた作品集のことです。クライアントや転職先に「こんな仕事ができます」と示すための、いわば履歴書の代わりになるものです。

ポートフォリオをまとめるWebサイト自体は、学習の後半で必要になります。最初から用意する必要はありませんが、制作物を積み上げながら「どこで見せるか」を意識しておくと、後の作業がスムーズになります。

以下がよく使われている無料で始められるサービスです。

サービス名特徴
STUDIOノーコードでWebサイトを作れる。デザインの自由度が高い
Canvaテンプレートが豊富で、見た目の整ったページをすぐ作れる
Noteテキスト主体で作品を紹介したい人向け

それぞれ異なる特徴がありますが、優劣はないため、自分の好みのサービスを利用しましょう。

【何から始める?】Webデザイン独学の学習ロードマップ

【何から始める?】Webデザイン独学の学習ロードマップ

「何から学ぶか」に迷う人が多いですが、学習の順序には王道があります。

以下の6ステップを順番に進めることで、ゼロから実案件への応募まで迷わず到達できます。

STEP
デザインツールの基本操作を覚える
STEP
デザインの基礎知識を学ぶ
STEP
HTML/CSSの基礎を学ぶ
STEP
既存サイトを模写・トレースする
STEP
オリジナル作品を制作する
STEP
ポートフォリオを作成して実案件に挑戦する

一度に全部やろうとせず、一つのステップが終わったら次へ、という流れで進めてください。

STEP1:デザインツールの基本操作を覚える

最初にデザインツールの基本操作を覚えます。

覚えること
  • テキストの配置
  • 図形の作成
  • 画像の挿入
  • レイヤーの概念
  • ファイルの保存と管理

Figmaだと、公式チュートリアル(日本語対応)やYouTubeの入門動画を活用すると、1〜2週間で基本操作は身につきます。

まずはデザインツールで簡単なバナーを1枚作れる状態になることを目指しましょう。

STEP2:デザインの基礎知識を学ぶ

デザインツールの操作に慣れたら、デザインの基礎知識を学びます。

Webデザインには「良く見えるデザインには理由がある」という原則があり、センスではなく、ルールで成り立っています。具体的には以下の4つが基礎の中心です。

要素意味習得のポイント
余白要素間のスペース詰め込みすぎず、読みやすさを意識する
フォント書体の選び方
大きさの設定
1つのデザインで使うフォントは2〜3種類まで
配色のルールメインカラー・サブカラー・アクセントカラーの3色で構成する
整列要素の並べ方左端・中央・右端のどれかに揃えて統一感を出す

『なるほどデザイン』や『ノンデザイナーズ・デザインブック』などの書籍を1冊読むだけで、「なぜこのデザインは見づらいのか」が言語化できるようになります。

この段階では、既存のデザインを見て、良い点を言葉で説明できる状態を目指しましょう。

STEP3:HTML/CSSの基礎を学ぶ

Webサイトの構造を理解するために、HTML/CSSの基礎を学びます。

HTMLとCSSとはそれぞれ何かを最初に理解しておきましょう。

HTMLとCSSの違い

HTML
(エイチティーエムエル)

Webページの「構造」を作る言語。見出し・本文・画像・リンクなど、ページに何を置くかを決めます。

CSS
(シーエスエス)

Webページの「見た目」を整える言語。フォントの色・大きさ・要素の配置など、どう見せるかを決めます。

「HTMLが骨格、CSSが服」と覚えると、役割の違いが頭に入りやすいです。

Progate・ドットインストール・Schooなどの無料サービスを使えば、コーディング未経験でも進められます。最初から完璧に理解しようとせず、「書いて確かめる」を繰り返すことが上達への近道です。

簡単なHTMLファイルを作成して、ブラウザで表示できる状態を目指しましょう。

STEP4:既存サイトを模写・トレースする

基礎知識が身についたら、実在するWebサイトを模写します。

「模写」とは、既存サイトのデザインやコーディングをそのまま再現する練習です。料理で言えば、プロのレシピ通りに作ってみる練習に近いです。自分でゼロから考えるよりも、プロのデザインを手でなぞることで構造・余白・フォント選びの感覚を体感として学べます。

最初は好きなブランドのWebサイトや、シンプルな構成のランディングページから始めてみてください。

複雑なサイトを選ぶと詰まりやすくなるため、「テキストと画像だけで構成されているシンプルなサイト」からスタートすることをおすすめします。

STEP5:オリジナル作品を制作する

模写に慣れたら、自分でテーマを決めてオリジナル作品を制作します。

「架空のカフェのサイト」「自分のプロフィールページ」など、テーマは何でも構いません。模写と違って正解がないため、「どうすれば伝わるか」を自分で考える力が鍛えられます。

最低でも2〜3作品を制作してから、次のステップに進みましょう。作品の数が増えるほど、ポートフォリオとしての説得力が上がります。

STEP6:ポートフォリオを作成して実案件に挑戦する

制作物をまとめたポートフォリオを作成し、実案件への応募を始めます。

クラウドソーシングサービス(ランサーズ・クラウドワークスなど)には、Webデザイン未経験歓迎の案件も多く掲載されています。最初は報酬より「実績を作ること」を優先して、フィードバックをもらう機会を増やしましょう。

1件でも実績ができると、次の案件への応募がスムーズになります。「完璧なポートフォリオができてから応募する」ではなく、「応募しながらポートフォリオを育てる」という感覚で動き出すほうが、結果的に早く収入につながります。

そのため、案件がとれたら「ポートフォリオとして紹介しても良いか」聞けるようなら聞いてみましょう。

Webデザイン独学におすすめの教材・学習ツール

Webデザイン独学におすすめの教材・学習ツール

独学で使える教材は、大きく「書籍」「無料の学習サイト」「YouTube動画」の3種類があります。それぞれ得意な学習場面が異なるため、組み合わせて使うようにしましょう。

書籍

Webデザインの学習において、おすすめの書籍をご紹介します。

『なるほどデザイン』(著:筒井美希)

『なるほどデザイン』(著:筒井美希)

デザインの基礎をビジュアルで理解できる入門書です。

文字を読む感覚ではなく、図版を眺める感覚で理解が進みます。

「なぜこのデザインは見やすいのか」を具体例で解説しており、デザインをゼロから学ぶ人の最初の1冊として定番の評価を得ています。

『ノンデザイナーズ・デザインブック』(著:Robin Williams)

『ノンデザイナーズ・デザインブック』(著:Robin Williams)

近接・整列・反復・コントラストの4原則を解説した書籍です。

デザインを「センス」ではなく「ルール」として学びたい人に向いています。

英語圏発のロングセラーで、デザイナーなら持っていない人がいないというほど、デザイン入門書として長く読まれています。

『1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座』(著:Mana)

『1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座』(著:Mana)

HTML/CSSをゼロから学びたい人向けの入門書です。

コードの書き方・デザインの考え方・Webサイトの公開手順まで、一冊で通して学べます。

サンプルデータをダウンロードして手を動かしながら進められるため、初心者に向いています。

無料の学習サイト

サービス名特徴おすすめの用途
Progateスライド形式でブラウザ上にコードを書きながら学べるHTML/CSS初学者
ドットインストール1本3分程度の動画で一つずつ学べるスキマ時間の学習
Schoo講師によるライブ授業を視聴・録画で学べるモチベーション維持

3つのサービスはいずれも無料プランがあるので、まずは試してから自分に合うものを選んでください。

Progateはブラウザ上でコードを書く練習ができるため、「環境構築なしにすぐコーディングを試してみたい」という初心者に特に向いています。

YouTubeのノウハウ動画

「Figma 使い方 初心者」「HTML CSS 入門」「Webデザイン 独学 ロードマップ」などとネットで検索すると、無料で視聴できる解説動画が多数見つかります。

書籍と違って操作しながら見られるため、ツールの学習には特に向いています。

ただし、動画は公開後に内容が更新されないため、古い動画の操作手順がツールの現行バージョンと異なる場合があります。

動画の公開日を確認してから参照してください。

Webデザイン独学の3つのメリット

Webデザイン独学の3つのメリット

独学にはスクールにはない強みがあります。

「独学とスクールどちらにしようか」と迷っている方は、まずメリットとデメリットの両面を把握したうえで判断してみてください。

①費用を抑えて学べる

独学の最大のメリットは、費用を低く抑えられる点です。

無料のツールと学習サービスだけで始めれば、初期費用はほぼゼロ。

必要な書籍を3〜4冊揃えても5,000〜7,000円程度で済みます。スクールの受講料と比較すると、費用の差は大きいです。

②自分のペースで進められる

仕事や家庭の都合に合わせて、学習の進め方を自由に調整できます

「この週は忙しいから進度を落とす」「育児の合間に少しずつ進める」といった柔軟な対応ができるのは、独学ならではの強みです。

③興味のある分野を自由に深掘りできる

自分の興味のある分野をしっかりと学ぶことができるのも、独学のメリットの一つです。

  • バナーデザインに集中したい
  • コーディングを重点的に学びたい
  • Webマーケティングまで広げたい

スクールのカリキュラムは一定の順序で進みますが、独学は自分の優先度で内容を組み替えられます。

Webデザイン独学の3つのデメリット

Webデザイン独学の3つのデメリット

メリットがある一方で、独学には注意しておきたい落とし穴もあります。あらかじめ把握しておくことで、事前に対策を立てられます。

①方向性を見失いやすく挫折しやすい

「何から学ぶか」が定まっていないと、情報収集だけで時間が過ぎていきます。

「気づいたら1か月が経っていたのに、手を動かした時間がほとんどなかった……」

このような状態になりやすいのが独学の落とし穴です。

ご紹介したロードマップを参考にして、「次に何をするか」を常に明確にしながら進めましょう。

②客観的なフィードバックが得られない

自分の作品を自分で評価することには、限界があります。

  • 「なぜこのデザインが良くないのか」
  • 「どこを直せばクライアントに選ばれるか」

このような視点は、第三者からのフィードバックなしには気づきにくいです。

独学では、SNSや勉強会などでフィードバックをもらう機会を自分で作る工夫が必要になります。

③わからないことをそのまま放置しがち

調べても解決しない問題が出てくると、そのまま学習が止まりやすくなります。

「このコードがなぜ動かないのか、30分調べてもわからない」という状態が続くのは、モチベーションが落ちていく原因です。

質問できる環境をあらかじめ用意しておくことが、挫折防止のカギになります。

また、ChatGPTなどのAIに質問するのも、問題解決の有効な手段なので、積極的に使うようにしましょう。

Webデザイン独学で挫折しないための5つのコツ

独学の挫折率が高い原因の多くは、「スキルの問題」ではなく「仕組みの問題」です。最初から正しい仕組みを整えておくだけで、同じ努力でも続けやすさが大きく変わります。

①最初に目標を決める

「いつまでに・どんな状態になるか」を具体的に決めましょう。

「6か月後に初案件を受注する」「3か月後にポートフォリオを公開する」など、日付と達成基準を決めておくと、毎日の学習が目標に向かう行動として積み上がっていきます。

目標がないまま学習を続けると、「これで十分なのか」の判断ができなくなります。

②まとまった学習時間を確保する

スキマ時間の積み上げより、まとまった時間を週に数回確保するほうが学習効率が高くなります。

Webデザインはある程度の集中時間がないと、作業の流れをつかむのが難しいからです。

「毎週土曜の午前中2時間は学習時間」と決めてカレンダーに入れておくと、継続しやすくなります。

③質問できる環境を用意する

わからないことをすぐ聞ける環境を先に整えておきましょう。

  • X(旧Twitter)でWebデザイン学習中のアカウントをフォローする
  • Discordのデザイナーコミュニティに参加する

上記の方法だと、同じ課題に取り組む仲間と繋がれます。

一人で詰まり続けるより、周囲に聞ける環境があるほうが学習が大幅にスムーズになります。

④アウトプット(制作物)を増やす

「学んだことをまとめる」より「作ることを増やす」ほうが、スキルが定着します。

模写・バナー制作・架空サイト制作など、手を動かした制作物の数が増えるにつれて、「何がわかっていないか」が具体的になっていくからです。

制作物はポートフォリオにもなるので、学習しながら実績を積み上げられます。

⑤SNSで反応をもらえる環境をつくる

制作物をXやInstagramに投稿して、外からの反応をもらう環境を作りましょう。

「いいね」や「参考になった」といった小さな反応が、継続のエネルギーになります。

発信を続けることで同じ方向に向かう人と繋がりやすくなり、案件の縁が生まれることもあります。

ただし、「いいね」をもらうことがWebデザインの目的にならないように注意が必要です。

あくまで案件をもらうための投稿であることを意識しましょう。

独学に限界を感じたらスクールという選択肢もある

独学に限界を感じたらスクールという選択肢もある
  • 「独学で頑張ってみたけど、どうしても進まない」
  • 「もっと効率よく学びたい」

このように感じた段階で、スクールへの切り替えを検討することは決して遠回りではありません。

ここでは独学とスクールの違いを整理したうえで、フリーランス・副業を目指す方に向けたスクールを紹介します。

独学とスクールの違いを比較する

独学と一般的なスクールとの違いを比較して見てみましょう。

比較項目独学スクール
費用ほぼ0円〜300,000円〜
フィードバック自分・SNSのみ専属コーチによるマンツーマン指導
質問対応自力で調べる24時間チャット相談可
案件サポート自分で探す報酬ありの案件を紹介
卒業後カリキュラムなし転職サポート

独学は費用を抑えられる反面、方向性の確認・フィードバック・案件獲得のすべてを自分でまかなう必要があります。

一方でスクールはその部分をサポートしてくれる存在です。

一人ですべてをまかなうことが難しいと判断した場合は、スクールの利用を検討しましょう。

WEBCOACHをおすすめする理由

スクールを検討するなら、わたしが特に注目しているのが『WEBCOACH』です。

出典:WEBCOACH

WEBCOACHをすすめる理由は、3点あります。

① 受講中に報酬ありの案件を提供してくれる

学習しながら実績と収入を同時に積めるのは、他のスクールにはない強みです。

最大5件の案件提供があるので、卒業前から実案件の経験を持てます。

「スキルをつけてから稼ぐ」ではなく「稼ぎながらスキルを上げる」という流れが作れます。

② 50種類以上のスキルが学べる

WEBスキル47種類以上ビジネススキル11種類を習得できます。

Webデザイナーを目指す

Figma・Canvaをはじめとしたデザインツールの基礎から、バナー制作・LP制作まで学べます。生成AIを使ったデザイン効率化の方法も含まれます。

ライターを目指す

SEOライティングの基礎からセールスライティングまで対応しています。ライティングへのAI活用法も学べます。

動画クリエイターを目指す

ショート動画から長尺動画まで対応した編集スキルを習得できます。

Web制作者を目指す

HTMLやCSSの基礎から、本格的なWebサイト構築まで学べます。

SNS運用者を目指す

インスタグラム運用を中心に、バズ理論や投稿作成スキルを習得できます。

Webマーケターを目指す

マーケティングの基礎知識から、広告運用・分析ツールの活用まで対応しています。

デザインだけでなく、副業・フリーランスとして稼いでいくための営業・提案・クライアント対応のスキルも一緒に身につきます。

③ 専属コーチによるマンツーマンサポートがある

月2回の1対1コーチングで、自分の状況に合わせたフィードバックを受けられます。

「なんとなく進んでいるけど、これで合っているのか不安」という状態を解消できます。

料金は6か月コースが475,600円(今スグ割適用で50,000円引き)、9か月コース572,800円、12か月コース648,400円です。

コース・料金一覧(税込)

コース入会金月額総額の目安
6か月コース248,800円37,800円×6か月475,600円
9か月コース36,000円×9か月572,800円
12か月コース33,300円×12か月648,400円
出典:WEBCOACH公式サイト

初回カウンセリング実施日から14日間の全額返金保証もあるので、まずは話を聞いてみる段階から始められます。

WEBCOACHの評判・口コミはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

独学でWebデザインを勉強するよくある質問(FAQ)

独学でWebデザインを勉強するよくある質問(FAQ)

独学を始める前後によく寄せられる疑問をまとめました。「自分の状況に当てはまるかも」と感じた質問から確認してみてください。

コーディングも学ぶ必要がある?

案件の種類によります。

バナー制作やSNS用画像など「デザインのみ」の案件であればコーディングは不要です。

ただしWebサイトをまるごと制作して納品する案件を受けたい場合は、HTML/CSSの基礎知識が必要になります。

収入の幅を広げたいなら、コーディングも習得しておくとよいでしょう。

独学だとどれくらい時間がかかる?

総学習時間の目安は200〜500時間とされています。

仕事をしながら1日2時間確保できれば、3〜8か月が一つの目安です。

ただし学習ペースや習熟度には個人差があるため、あくまで参考値としてとらえてください。

パソコンはMacとWindowsどちらがいい?

どちらでも問題ありません。

どのデザインツールもOSを問わず使えます。

現役デザイナーにMac使用者が多いのは事実ですが、Windowsでも同じクオリティの作業ができます。

無料ツールだけで学べる?

基礎学習であれば無料ツールだけで十分です。

Figma(無料プラン)・VS Code・Progate・ドットインストールを組み合わせれば、費用ゼロで学習を始められます。

Adobeツールなどは有料ですが、最初から必要ではありません。

独学とスクールどちらがおすすめ?

目的によって異なります。

費用を抑えて自分のペースで進めたい方は独学が向いています。

挫折なくスムーズに学びたい・フィードバックを得ながら案件を取りたい・時間を無駄にしたくない方はスクールの検討をおすすめします。

どちらが合うかわからない場合は、スクールの無料カウンセリングだけ受けてみて判断するのも一つの方法です。

まとめ:Webデザイン独学は「何から始めるか」を理解していることが重要

Webデザインは独学で実案件を受注できるまで習得可能なスキルです。

ただし、独学が向いている人は以下の特徴があります。

  • 目的が明確
  • 自己管理ができる
  • 調べる習慣がある

独学でスキルアップするなら、以下の順序を参考にしてください。

独学スキルアップのロードマップ
STEP
デザインツールの基本操作を覚える
STEP
デザインの基礎知識を学ぶ
STEP
HTML/CSSの基礎を学ぶ
STEP
既存サイトを模写・トレースする
STEP
オリジナル作品を制作する
STEP
ポートフォリオを作成して実案件に挑戦する

独学で大事なのは完璧な準備ではなく、最初の一歩を踏み出すことです。

ただし、独学で進めながら「もっと効率よく・確実に」と感じた段階で、スクールという選択肢を改めて考えてみることをおすすめします。

後悔しないスクールの選び方は以下の記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

副業でWebデザインを学びたい方向けに、
スクールの評判・料金・特徴などを調べてまとめています。

未経験からスキルを身につけたい方が
自分に合ったスクールを選べるように、
分かりやすく解説することを目標にしています。

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